「生活時間」を取り戻す

2019年1月22日 17時02分 | カテゴリー: 活動報告

長時間労働は今大きな問題となっています。仕事の目的は生活を守り、充実した暮らしを送ることで、生活が仕事の犠牲になってはなりません。長時間労働は労働者の健康と生命を脅かし、家庭にも住んでいる地域にも深刻な影響を及ぼしています。

浅倉むつ子教授と

浅倉むつ子教授(早稲田大学大学院法務研究科)の最終講義を受けに早稲田大学へ行きました。浅倉教授は労働法、ジェンダー法専攻で、女性が中心の労働法のアプローチ、男女共同参画条例づくり、「かえせ☆生活時間プロジェクト」にもご尽力されています。この数年多くのことを学ばせてもらい、また現在の活動にも応援をいただき、勇気がさらに湧いています。

「生活時間」とは、仕事に従事している以外の時間。自己啓発や余暇などの時間、家事・育児・介護などのための時間、地域活動や社会活動に参加の時間などです。

長時間労働により、睡眠時間が短い・家族と食事がとれない・子育て、介護の時間がとれない。地域活動、ボランティアなど社会活動に参加できない・地域のつながりが持てないなどが起こっています。

私たちの日常のくらしにとって必要な「生活時間」をとりもどす。

そのために人間らしい働き方(ディーセントワーク)ができるルールを作り、労働条件を整備する。

労働時間を短縮、男性の育児時間を増やす、家事を分かち合う。

ワーカーズ・コレクティブ(※)のような多様な働き方を支援する仕組みを作る。

働き方を見直し、生活の場で、一人ひとりが生活者の視点で声を上げ、職場環境の改善や法制度の整備に向けた行動をしていく必要があります。

 

※ワーカーズ・コレクティブ・・・地域社会に必要なものやサービスを事業化、同じ思いを持った仲間が集まり、事業に必要な資金を出資、非営利市民事業として起業する働き方。