「災」 ー2018年の漢字ー

2019年1月7日 10時26分 | カテゴリー: 活動報告

新年早々、熊本で震度6の地震が発生しました。2018年漢字「災」の昨年は大阪北部地震、西日本豪雨災害、北海道地震と自然災害が発生し、たくさんの方が被災されました。お見舞い申し上げます。

2018年8月 防災学習センターにて

30年以内の地震発生率が70~80%といわれている南海トラフト地震、首都圏直下型地震はいつ起きてもおかしくありません。練馬区の防災対策においては、まだまだ強化すべきことがあります。

福祉避難所について

特に、災害時に配慮や支援を必要とする方への対策には、女性、障がい者、高齢者の視点は欠かせません。区内で災害時に配慮を必要する方の登録制度もあります。

2017年度に要支援・要介護認定者数は31,846人。18歳以下を含む身体障がい登録者数20,163人、知的障がい者登録者数4,686人、この他精神障がいの方がいます。

この方々はどこに避難するのでしょうか?

区内には福祉避難所は40ヶ所あり、デイサービスセンターや福祉園などの福祉施設です。通所している方がいますので、避難してきた方の受け入れ人数は限りがあります。

受け入れは、まず避難拠点や担当窓口などで相談してから決まります。近くにあっても直接避難はできません。

福祉避難所ごとに登録するしくみが整っていないのが現状です。

 

☆避難所のセクハラについて

表面化していない避難所でのセクハラ、パワハラもあります。災害時に性犯罪もおきやすく深刻な問題です。被害にあっても声をあげづらいのは平時でも同じです。

対策を考え、さまざまな役割に女性のリーダーをつけ、被害にあった方に寄りそい、誰もが安心して避難できる環境を整えることが不可欠です。

 

☆トイレ問題

災害時のトイレ問題はさらに深刻です。

区の避難拠点は避難者700人を受入れ想定し、備蓄などを準備しています。実際には何人避難してくると思いますか?ちなみに、阪神・淡路大震災時には最大4000人ほどの避難者がかけつけた避難所もありました。

備蓄品にある組立式トイレ3つと避難拠点になった学校の使用可能なトイレを、避難してきた人が使用します。トイレに行くために一日中並ぶことがおきる恐れもあります。

被災者の命・健康・くらしを守る上で、人としての尊厳が保たれた生活環境を整える基準が大事です。

災害時に今の社会の問題・課題が顕著に現れます。

これらの問題が解決できるように女性の視点、生活者の視点で防災対策に取り組みます。