こどもの人権とは

2018年12月12日 14時08分 | カテゴリー: 人権, 子ども, 活動報告

12/4~10日は人権週間でした。日本では、まだまだ憲法で保障されている人権が尊重されているとは思えません。特に、1994年に日本も批准した「子どもの権利条約」にうたわれている「子どもの健やかな発達や主体性などの尊重」が、損なわれています。

所得が平均の半分以下という貧困家庭で育つ子どもは7人に一人という状況が続いています。3分の1以上の貧困家庭で、子どもがおなかを空かせています。家が狭く勉強机さえ置けない子どももいます。虐待死が最も多いのは生まれてすぐの0歳児です。虐待に関する相談は増え続けています。学校でのいじめ、体罰、JKビジネスによる搾取、これらは全て子どもに対する人権侵害です。個人の問題ではなく社会の問題です。

 

このような状況のなかで、子どもが受けている辛さや苦しみを自ら訴えることのできる力を身に着ける必要があります。いじめや体罰、虐待などの様々な暴力から自分の心と体を守る

暴力防止の予防教育プログラムがあるのをご存知の人も多いと思います。capプログラムといわれワークショップ形式で行うものです。小学校で取り組みをすすめている区市もありますが、練馬区で実施しているのはわずか3校だけです。私は、このcapプログラムを積極的に取りいれるよう訴えていきます。

また、子どもの権利を主体とし、子どもの声に耳をかたむけ、いち早く子どもの窮状を救うために、各区でも可能になった児童相談所の設置を求めていきます。こども食堂やプレーパークなど地域で行われている活動と連携し子どもの権利を実現する地域社会を作っていきます。 

子どもの権利条約の4つの柱と基本原則は下記です。お時間のある時にご覧ください。

【差別の禁止】【生きる、育つ、発達する権利】【子どもの最善の利益の確保】【子どもの意見の尊重】

生存権:健康に生まれる権利、安全な水・空気・食物を得る権利、健やかに成長する権利

発達権:教育を受ける権利、休んだり遊んだりする権利、情報を得る権利

保護される権利:虐待・放任・搾取からの保護、有害な労働・行為・慣行からの保護、特別は状況下からの保護

参加権:自由に意見を表明する権利、グループを作ったり自由に集会する権利、社会的な活動に参加する権利