「障害者差別解消法から2年」社会はどう変わった?

2018年10月28日 16時22分 | カテゴリー: 活動報告, 福祉

10月7日障害者差別解消法の成立に関わった、当事者でもあるDPI(障害者インターナショナル)日本会議副議長の尾上浩二さんが講師の学習会に参加しました。

「障害」はどこにあるのでしょうか?「障害」とは障がい者本人の機能障がいを指すのではなく、社会にある様々な障壁です。車いすの方は平坦な道を進むことができますが、階段があると上がれず、障害のある状態になります。エレベーターがあれば、上がれるので障害はなくなります。周囲の環境を変えるだけで、車いすの方は何も変えることなく進めるのです。これが「環境の整備」です。

法律のねらいは、「合理的配慮」によって、障がいのある人が日常生活や社会で受ける制約を、社会的障壁に原因があるとして、障壁を社会側が解消していくことです。2階に行きたくても断崖絶壁ではどんな人も上がれないように、誰にでも「障害」はあります。はしごをかけると上がれます。このはしごが「合理的配慮」です。障がい者が障がいのない人と同じように、活動したり楽しんだりするために変更や調整をすることです。全ての障がい者に人として等しく尊重される権利があります。

障がい者差別に対する無関心こそが、最大の障壁という講師の言葉が胸に刺さりました。ひとりひとりが関心を持ち合理的配慮をしていけば、障がい者差別は解消されていきます。

「障がいの有無によって分け隔てられない共生社会(インクルーシブ社会)の実現」をめざします。