グループリビング「えんの森」

2018年8月27日 10時00分 | カテゴリー: 活動報告, 福祉

竹や木の生い茂った雑木林の中に建っているグループリビング「えんの森」(新座市、NPO法人えんが運営)の見学に行きました。

共有スペースの広いリビングルーム・大きい窓があり開放的な浴室、約16畳の居室(ミニキッチン、クローゼット、トイレ、洗面、テラス、床暖房、エアコン設置など)で、隅々まで快適さを考えて作られていました。高齢期の自治と共生をコンセプトにした住まいで、常駐職員はいません。夕食付なので料理の負担も少なく、住人が共にする夕食時間は交流と、お互いの状況などが確認できます。

 

 

代表理事の小島美里さんからお話を伺いましたが、開口一番「高齢期の自治と共生は,たやすくなく若い世代のシェアハウスとは全く違います」とのこと。高齢期は体調の変化もまちまちで互いの支え合いは、ともするとできる人への負担が増えていきますが、住人同士の横のつながりで不安がカバーできるよう努めています。

 

小島さんの長年の経験や豊富な知識に加えて、近くの病院や地主さんとの付き合いなど地域で活動を続けて築いた人とのつながりがあればこそ実現できたものではないでしょうか。

 

認知症の中期になるとグループリビングでの生活は難しく、同じNPOが運営するグループホームへ移る人もいます。このように、グループリビング単体で事業をするよりも、訪問介護事業やグループホームなど多角的に事業展開することで柔軟に対応できることも強みです。これからの超高齢化社会では、このようなしくみの拡がりが望まれます。